2018年3月12日月曜日

かき混ぜすぎのスペイン人と硬い豆腐

  今日は、スペイン人のかき混ぜ好きのエピソードと硬い豆腐で気づいたことを

お話ししましょう。


たまに、お寿司を作るとき、ご飯を鍋で炊く方法をスペイン人に教えることが

あります。

私は日本でも炊飯器を購入したことがなく、ずっと鍋で炊いていました。

あれはずっと前、私が催した日本語クラスの生徒たちのパーティーの手伝いに来た

30代の女生徒さんのエピソード。

台所に入ったとき、彼女に

私 : 今、ご飯を炊いているんだけど

彼女は、一言も断りもせず、鍋のふたを取って、木べらでくるくると鍋の中をかき

混ぜ始めました。

私 : No, no hagas eso!En Japón dicen que no levantar la tapa a pese a que un bebé llora.

 「やめて、日本では(ご飯を炊くとき)、赤子泣いても蓋とるなっていうんだから」

私、結構、大きい声で注意しました。

その頃はまだ、私、スペイン人が料理するときの習慣を知らなかったんです。

何年もご飯の炊き方を教えているうちに、スペイン人はよくかき混ぜることに

気づきました。パエリアやフィデウアはしませんが。


先日、お友達から山ほど大豆を頂いて、食べきれないので、インターネットで

豆腐作りを調べてみました。

豆腐作りのコツに、

にがりを入れ終えたら、2,3回かき混ぜましょう

混ぜすぎると、かたい豆腐になります」と。 ( 豆腐の作り方 かしま屋さんより )


日本人の方が経営している豆腐会社の豆腐は、日本と同じ柔らかさですが、

スーパーやエコショップのは、Japonés と書いてあっても本当に硬い豆腐。

豆の分量が多いのかなあと、勝手に考えていましたが、そうか、スペイン人が

作る豆腐がなぜ硬いか?

かき混ぜすぎなんだな、と確信しました。


スペイン人女性にに煮物を作る際の「鍋返し」を説明したとき、その女性は

いまいちピンとこない様子で、

「スペインでは、mover,mover 」と言って、混ぜる動作をしていました。


数年前の9歳ぐらいのスペイン人の女の子のエピソード。

私は、ある家庭の台所で、ごはんの炊き方を説明しているとき、いつものように

「No levantar la tapa aunque un bebé llora」と言ったと思ったら、

双子の姉妹の一人が、コンロの前をスーと通って、ご飯を炊いている鍋の蓋を

開けて、すぐ閉めていきました。

その動作の素早い事。みんなびっくり(@_@)

きっとクルクルとかき混ぜたかったのに違いありません。


豆腐作りですが、容器が揃えば、簡単にできそうに思えたので、容器購入次第、

作ってみます。

とりあえず、今日は豆乳とおからできました。


スーパーの豆乳に満足していず(どうも南米から豆乳の粉末を購入して、

水、砂糖、香料などを加えるらしい)、購入を控えていました。これからは

こういう自然の豆乳が飲めます。ついでに、おからも。


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